焼津文化会館



施設概要



●建物の概要


建物名称

焼津市文化センター



所在地

静岡県焼津市三ヶ名1550番地



文化センター外観

大ホール 松竹羽目

小ホール 緞帳










 
 着  工  昭和58年10月
 竣  工  昭和60年3月
 総事業費  41億200万円
 開  館  昭和60年6月28日
 敷地面積  20,420m2
 建築面積  7,966m2
 延べ面積 文化会館       8,806m2
図書館       1,422m2
歴史民俗資料館   964m2
小泉八雲記念館   496m2(平成19年6月27日開館)
合        計  11,688m2
 規  模  地下1階 地上3階 塔屋1階
 構  造 鉄筋・鉄骨コンクリート造 一部鉄骨造
鉄筋コンクリートラーメン構造(小泉八雲記念館)

焼津市立焼津図書館

焼津市歴史民俗資料館

焼津小泉八雲記念館











●設備概要


電気設備


 受電設備容量  1,730KW
 受電電圧  3相3線 6,600V
 高 圧 盤 受電盤 (VCB 7.2KV 600A×1台)1面
饋電盤 (VCB 7.2KV 600A×7台)3面
 変 圧 器 電力用 3相3線 500KVA×1台
電灯用 単相3線 100KVA×3台
非常動力用 3相3線 150KVA×1台
非常照明用 単相3線 50KVA×1台
大ホール照明用 3相4線 500KVA×1台
小ホール照明用 3相4線 500KVA×1台
大・小ホール音響用 単相3線 30KVA×1台
 発 電 機  3相3線 6,600V 60HZ 500KVA 非常用1台
 蓄 電 池  250AH 10HR シールド型ペースト式鉛蓄電池 54セル 1台
 ITV設備  テレビカメラ 大ホール 3台 小ホール 1台 駐車場 1台 
2階グランドホール 1台 3階エレベーターホール 1台

非常用発電設備

第一電気室

蓄電池設備












空調設備


 空調方式  13系統、中央制御方式
 ガス焚冷温水発生機  190UST 2基
 クーリングタワー  190t 2基
 冷温水ポンプ  18.5KW 2台

冷温水発生機

冷却塔

冷温水ヘッダー


 



給排水衛生設備


市水(飲用) 引込本管75φ
受 水 槽  50m3(FRP セパレート2層式)
高架水槽 18m3(FRP セパレート2層式)
揚水ポンプ  多段渦巻ポンプ 口径80φ×水量700L/min×揚程45m 200V 15Kw 2台

受水槽

揚水ポンプ

高架水槽






昇降機設備


 
 エレベーター  乗用20人乗り(1,350kg) 60m/min  2台(文化会館1台、図書館1台)

エレベーター


●建設経過

 昭和43年 4月  市民センターオープンに伴い焼津市文化連盟(昭和29年結成)の活動活発
 昭和52年 6月  旧文化会館(元ボーリング場改修施設)オープンに伴い市民の芸術活動に拍車がかかる
市民から、あるべき文化会館建設の声も多く建設基金の積立を始める
 昭和56年 1月  市立総合病院跡地利用検討委員会から病院の跡地は「文化センター建設用地として適当である」 旨、市長に答申
 昭和56年 6月  文化センター検討委員会設置
 昭和57年 1月  文化センター検討委員会、基本構想を答申
 昭和57年 1月  設計業者に対し文化センター基本構想に基づく設計競技説明会を開催
 昭和57年 3月  文化センター建設委員会を設置
 昭和57年 4月  文化センター建設委員会、文化センター建設構想設計競技応募作品の審査結果報告
 昭和57年 5月  株式会社 佐藤武夫設計事務所(現 佐藤総合計画)に基本設計、実施計画及び監理の委託を決定
 昭和57年 6月  設計事務所から市議会及び市民各層に対して、文化センター基本設計の説明会開催
 昭和57年 6月  地元住民に対する文化センター基本設計の説明会開催
 昭和57年11月  (財)NHKエンジニアリングサービスと音響コンサルタント(技術援助)契約を締結
 昭和57年11月  建設用地(旧市立病院跡地)地質調査のボーリング工事開始
 昭和57年12月  基本設計完了につき、設計者から建設委員会に対し内容を説明
 昭和58年 1月  市議会経済文教委員会に対し基本設計を説明
 昭和58年 2月  文化センター建設に伴う事前協議書を静岡県建築課へ提出
 昭和58年 3月  文化センター実施設計図完成
 昭和58年 4月  建設委員会、実施設計書審査
 昭和58年 5月  文化センター建設に伴う県公聴会を開催
 昭和58年 7月  旧市立病院解体
 昭和58年 9月  建設工事入札
 昭和58年10月  起工式
 昭和59年 3月  大ホール緞帳原画、青島淑雄氏に決定
 昭和59年10月  小ホール緞帳原画、服部昭義氏に決定
 昭和60年 3月  受電開始
 昭和60年 3月  文化センター条例制定
 昭和60年 3月  建築、電気、空調、給排水衛生、浄化槽、舞台機構、舞台照明、舞台音響、映写機、大ホール椅子、小ホール椅子、積層書庫、昇降機の各種設備工事 完了
 昭和60年 3月  駐車場外構工事 完了
 昭和60年 3月  歴史民俗資料館展示工事 完了
 昭和60年 6月  開館記念式典開催